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L-608使ってみた。

まずはTTL(反射光式)では露出補正(プラス補正)が必至の「白い被写体」での比較です。

いかにTTLで露出補正が必要かを思い知らされる結果となりました。

Dsc_0432

次はTTLでは露出補正(マイナス補正)が必要な「黒い被写体」での比較です。(黒でなく黒っぽい茶色ですね。)

TTLの方は中央部の濃色の被写体に引っ張られ、後ろの壁が白とびしちゃってます。

Dsc_0428

その他、入射光式が概ね良好のやつを連続でご紹介。

Dsc_0430

Dsc_0438

Dsc_0447

次にどちらでも同じだった写真をご紹介。

Dsc_0443

次に入射光式がまったくダメなパターン。

Dsc_0423

これは被写体であるステンドグラスが入射光だけで目(すなわちカメラ)に映っているわけでないからです。

物は光があるから目(カメラ)に映ります。光源→被写体→カメラという流れで。

この「光源→被写体」の光は入射光。被写体→カメラの光が反射光ですね。

普通に考えれば反射光を測ればいいじゃんと思いますが、反射光のやっかいな所は色の違いで反射率が異なるのです。あいやー。

カメラの露出計は色の違いを認識してません。モノクロです。
従って反射率の高い色(白に近い)の場合は「光が多い」と認識して中間色であるグレーになるように指示を出します。
このグレーになるように指示した露出計に対して「こいつは白だよ。明るいんじゃないよ。」とカメラに教えてあげるのは人間(プラス補正)です。

逆に反射率の低い色(黒に近い)の場合は「光が少ない」と認識してこれまたグレーになるように指示を出します。
このグレーになるように指示した露出計に対して「こいつは黒だよ。暗いんじゃないよ。」とカメラに教えてあげるのは人間(マイナス補正)です。

露出補正が面倒となると入射光式露出計の出番ですが、こいつも万能ではありません。

まず被写体が遠かったら無理です。(笑)

それと、透過光や被写体自体が発光体である場合もダメです。
(言い換えると入射光以外の光も手伝って目(カメラ)に映るもの。)

ステンドグラスが目に映っているのは「光源→被写体→カメラ」だけでなく、被写体の後ろにも光源があり、その光が被写体を通過してきます。これが透過光ってやつですね。

発光体に至ってはもってのほかで、そいつに”受けた”光を測ってどないすんねんて話です。(笑)

というわけですので、ステンドグラスとか逆光の花びらなどは入射光だけ測ると「光が少ない。明るくしろ!」とカメラが判断し露出オーバーになりますので「全ての光」をカメラの露出計で測りましょう。

ただやはり反射光式露出計ですから色によっては露出補正が必要です。この手間を無くす方法として標準反射率のもの(よく言われるのが日本人の手の甲、青空、緑の木など)をスポット測光してAEロックですかね。

もっと確実な方法としては被写体のそばに標準反射板(グレーカード)をおいてその反射光を測る。ですかね。

<3/13追記>
ごめんなさい!よーく考えたら透過光が入るケースでは「透過光が入らない標準反射率のもの」で露出を測ったら透過光が遮断されます。
ステンドグラスや逆光の薄い花びらなどのケースでは適さないので斜線ひっぱりました。
一般的な被写体(反射光のみで写る被写体)を撮る際のテクニックとして覚えておいて下さい。

最後に、いかんともし難い例を出します。

Dsc_0449

上の例はいわゆる「輝度差が激しいパターン」とでも申しましょうか。

TTLは見事なまでに中央がグレーになる露出。入射光は花の手前で測ったので確かに花はドンピシャです。しかし空は完全にオーバー。

これをどうにかする方法は輝度差をなくす(スピードライトを使う。フレーミングを変えるなど。)かある一定以上のアンダーないしオーバー分には死んでもらう(標準露出としたい数点をスポット測光しその平均値で撮る。)かですかね。

近いうちにまた露出計ネタについては書きたいと思います。今日はここまで。


[ 2010/02/22 01:13 ] 写真 | TB(0) | CM(0)

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